OLYMPUS μ720SW


「Optio WPが欲しい」から始まった.

PIE2005で発表になったOptio WPを見たとき,こういうデジカメ欲しい!と思った.見た目は普通のデジカメなのに1.5mまで潜れるなんて凄い.
ダイビングも釣りもしないКИЁにとってはこういう機会は稀.水際に持って行くだけに仰々しいハウジングは邪魔くさいし,目立ちすぎる.

WPなら,日常も雨天も水中もそのままで撮れちゃう.買いたいなぁと思った.
でも,店頭で見たときとどまった.当時持っていたOptio33Lよりレスポンスが悪い.他機種にはない魅力は大きかったけど,この1点で多少購買欲が遠のいた.
しかも,水中撮影を意識してかレンズバリアがない.前面は保護ガラスだろうけどタウンユースで使うにはちょっと取り扱いが気になる.

なんて言っているウチに月日は流れ,1年後オリンパスからも防塵防滴カメラμ720SWが出た.ペンタックスもWPiを経てW10になった.
今年は雨が多いしそろそろかなぁ.と,いうことで品定め.

μ720SW Optio W10
1/2.33型 710万画素 画素数 1/2.5型 618万画素
6.7-20.1mm(38-114mm相当)
F3.5-5.0
レンズ 6.3mm-18.9mm (38-114mm相当)
F3.3-4
マクロ:0.2m,0.3m(T)
スーパーマクロ:0.07m(52mm相当)
最短撮影距離 マクロ:0.01m(W)
MF可能
2.5型 11.5万画素 モニター 2.5型 11.5万画素
ISO64/100/200/400/800/1600 感度 ISO64/100/200/400/800
91*58.7*19.8mm 大きさ 106.5*54.5*23
149g 重さ 140g
4万円前後 実売価格 3万円前後

スペック上はほとんど変わらない.レンズは両方とも広角が弱めだし液晶も11.5万画素とやや役不足気味.
W10にはレンズバリアがないこと,操作のレスポンスがあまり良くないことからμ720SWにした.結果からするとそれも微妙だったのかも知れないが・・・

オートフォーカス 満足度★★☆

明るいところでは普通.マクロではレンズ自体が寄れないこともあり音を上げる.(これはレンズのせいだけど)
暗所はAF補助光がないのでお手上げ.今時付いてないとは・・・!

露出精度 満足度★★

安定性としては,まずます.露出補正は以前の十字キーワンタッチで出来る頃からすると煩わしくて落ちた.

シャッター 満足度★

もともとぶれやすい本体形状なのに加えてシャッターのタイミングもやや遅め.結果としてぶれやすいという欠点を生み出している.
ブレに強いというには,こういう所にも気を配らなくちゃダメ.

レンズ 満足度★☆

W端画角が全然足らないのは何とか我慢できるとして,寄れないのは辛い.スーパーマクロでも7cm.迫力の出る絵は望めない.
周辺で輝度の高いところははパープリルフリンジが目立つ.X20ほどではないにせよ,屈曲光学系の欠点?なのだろうか.中心部は十分にシャープ.

ストロボ 満足度★★☆

あまり使わないが・・・.それ以前に暗いところではAFが合わないので撮れないという悲しい現実もある.

電源 満足度★★

公称通り200枚前後.欲を出せばきりがないけど十分.
充電時間は激しく不満!5時間って一体!?いまどき,そんなルーズな充電器があるなんて思ってなかった.

液晶 満足度★

大きくて見やすい.けど,FX7と比べて画像が眠い気がするのは同じサイズでも画素数に違いがあるから.
こんな所でケチらないで欲しい.

質感 満足度★★★★☆

コンパクトデジカメとは思えないオールメタルの質感.本体表面はヘアライン処理が施され,吊り環まで金属という.質感の高さは最高.
廉価版のデジタル一眼を超えていると思う.

操作性 満足度★

CAMEDIA Cシリーズで見せてくれた洗練された操作系は何処へ?と思うくらい操作系は退化.
露出補正が2アクションで微妙になったのを筆頭に,
モード切替がP→手ぶれ軽減→シーンモードでシーンモードへ切り替えるたびに手ぶれ軽減のストロボチャージに付き合わせられる他
機能もほとんどの部分が弄れず,仕上げ設定(鮮やかさ,コントラスト)もカメラ任せにせざるを得ないという現実.

撮影後にエフェクト機能でSEPIA,モノクロ等々弄れるけど,そうじゃない気がするのだが・・・.

困ったのは三脚を使った撮影.リモコンやレリーズは使えないのはもちろんセルフタイマーも12秒のみ.
どうするのかオリンパスにメールで聞いてみたら・・・,そのようにしてください,という回答.セルフタイマーで12秒待つのか?終わってる.
ユーザーをバカにしないで欲しい.

写り 満足度★★★☆

現在のレベルからすると地味系.これだけで見てい分には特に不満のない画質だ.仕上がりは前述の通り弄れないのでカメラ任せ.
青空がこんなに青かったっけ?と疑問に思う程偽りの色を示すことはまずない.忠実.これこれでいいと思う.
ブレに強い高感度だけど・・・使えるのはISO400まで,それ以上は正直辛い.これでも,以前よりかは進歩したと言えるが.

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