| OLYMPUS OM2000 |
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測光方式 | 中央部重点測光 スポット測光 |
| 露出制御 | マニュアル | |
| 測光範囲 | EV2-19 | |
| シャッター | 機械制御布幕縦走り 1〜1/2000秒・B・X(1/125) |
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| ファインダー | 視野率93%/倍率0.84倍 | |
| 重量 | 430g | |
| 定価 | ¥37,000 |
1997年に発売された,OM史上最後の一眼レフ.もともと廉価版として発売されながらもOMの中ではもっともシンクロ速度が速い(それでも1/125秒だけど)モデルとして,ある意味高性能で貴重な存在.そのせいか,中古の価格はクラスの割に高め.
言わずと知れたコシナのOEM.ベースはおそらくコシナC1S.兄弟にはニコンFM10やリコーXR-8SUPER,Vivitar V4000,・・・数えられないくらいいっぱいある.
大元は,80年代初頭に出たコシナCT-1シリーズ.それも露出表示が追針式からLED式に変わった後期型のCT-1Aから続くモデル
OM2000とその兄弟は,よく似ている.それぞれベースが同じなのだから当然のことなんだけど,よく見ると操作レイアウトはほとんど同じだけど細かいデザインが違う.
一見同じに見えるシャッターダイヤルやシャッターボタン,巻き上げレバーや巻き戻しノブもそれぞれ形が違うのだ.さらにファインダースペック(XR-8=93%,0.86倍,露出表示が視野内に食い込む.FM10=92%,0.84倍)もちょっとずつ異なるなど,同じ部品を使っていそうに見えて実は共通部品なんてごく限られた部分だけじゃないのか?と思われる.
マウントにシャッターダイヤルが付いていることが通例のOMシリーズだけど,このカメラは普通のカメラと同じ所に付いている.よって他のOMとは違う操作を強いられるが,絞りリングがマウント寄りにある,ZUIKOズームや,サードパーティ製のレンズは絞りリングとシャッターダイヤルが干渉することなく快適に使える.
☆利点
『安いカメラだ』と思ってみるとそのイメージから想像するよりも,遙かに出来が良いことに驚く.中身はアルミダイキャストで外装はプラスチックで,それを感じさせない軽さ.プラスチックの塗装カラーがブロンズ?っていうか,何とも表現しがたい色.他のカメラには無い特徴的な色.渋くて格好いいと思う.兄弟機のXR-8SUPERやFM10よりも品位が高く感じる.
ファインダーも安いからイマイチかなという想像を覆す,まあまあの出来.ちょっと青いけど,明るくてピントのヤマはOM-1よりつかみやすい.ファインダー倍率もほどほどで,大きすぎず小さすぎずちょうど見やすい感じ.
シャッターのフィーリングもバネが機械式らしいバネがはじけるような勢いの良いシャッター.タイムラグは少ない.
☆欠点
シャッター音が下品!OMに慣れるとこの無頓着に響くシャッター音は,安っぽく感じる.当然ながらショックも大きめ.
カラーリングセンスはとっても良いと思うんだけど,何故かチープな外観.操作レイアウトが本家OMに比べて散漫なのが,やっぱりOMらしくない.
プリズムもコストダウンの影響か?ファインダー覗いて下を見ると逆さ富士が拝める.迷光対策の不足が原因?普通の一眼レフはこんなことないけど.
タイマー機能のない露出計.逆にシャッターボタンを押している間はずっと機能している・・・.バルブ露出中も露出計が付きっぱなし.無駄!
ちょっとキツイのが,シャッターボタンのロック.巻き上げレバーをある程度引き出さないとシャッターが切れないのは不便だし,シャッターチャンスを大事にするOMの設計思想に反する.さらに効き目左のКИЁにとっては,額にレバーが当たってうっとうしい.
しつこいかも知れないけど,廉価版から想像するイメージより使えるカメラ.ただ,初めて使う一眼レフカメラがこれだと・・・一眼レフに粗暴なイメージが.